『印鑑ケースの“向き(上下)”と“開け方”』【はんこ(印鑑)豆知識】

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『印鑑ケースの“向き(上下)”と“開け方”』

　皆さんは、印鑑ケースの“向き(上下)”ってご存知ですか？
　印鑑ケースの“開け方”を間違って、うっかり『はんこ(印鑑)』を落下させて破損することにならないように、印鑑ケースの“向き(上下)”の「見分け方」を3種類と正しい(安全な)「開け方」をご紹介します。

【印鑑ケースの“向き(上下)”の「見分け方」】
①口金(開閉金具)の凹み
下の写真をご覧ください。
口金の片方(矢印の先)に「“凹み”がある方」が印鑑ケースの『上』になります。
※「プラスチック製のケース」や「安価なケース」など、この“凹み”が無いモノもあります。

②形状(丸み)
下の写真をご覧ください。
　ほとんどの印鑑ケース内には上部(○)に“印肉(肉池(にくち))”が付いていて、ハンコを収める下部(□)ほど厚みが必要ないために横から見ると細くなっています。
　つまり…横から見て「細くなっている方」が印鑑ケースの『上』、「丸みのある方」が印鑑ケースの『下』となります。
※「“印肉”が付いていない印鑑ケース」など、この特徴が無いモノもあります。

③個別の特徴
下の写真をご覧ください。
　これはほんの一例ですが、このケースの場合『上』の口金には“玉が2個”、『下』の口金には“玉が1個”という特徴があります。
※この他にも「上下を判別するための“目印”」が付いたモノもあるようです。

【印鑑ケースの正しい(安全な)「開け方」】
印鑑ケースを開ける時は…
①ケースの上下を確認する
②口金を右にして左手で持つ
③右手で口金を“右回り(時計回り)”にひねって開ける

最後に…
　『はんこ(印鑑)』は破損しない限り永くお使い頂けます。
　『はんこ(印鑑)』を破損すれば、新調するにしても改刻(彫り直し)するにしても、手間・暇・費用がかかります。
　お手持ちの印鑑ケースの特徴をご確認いただき、印鑑ケースを開ける際に『はんこ(印鑑)』を落下させて破損することのないようにご注意ください。

　この“ブログ”が、少しでも皆さんのお役に立てば幸いに存じます。

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